こんにちは。アラサーOLまるこです。
今回はSBI証券のETF定期買い付けを間違えて認識している方がいるのではないかと思い、このブログを書いています。
実際、私も勘違いをしており、SBI証券でETF定期買付をする直前で気づきました。
今回は、そんな私の体験をもとに書いていこうと思います。これからSBI証券口座でETF定期買い付けをする方や、今現在、これらを知らずに買い付けしているという方の参考になればと思います。
1. そもそもETFを定期買い付けしたい理由
ETFを定期買い付けしたい理由ですが、それはドルコスト平均法を使いたいからという方が多いと思います。実際、私もそうでした。
なぜそういった思考になったというと、下記のような流れです。
まず、投資の勉強を始めると、以下のポイントを抑えて投資することが王道だと知りました。
2. 一つの会社に投資するのではなく、地域や会社など様々なものに分散すること
3. 分散させる簡単な方法は、投資信託やETFを買うこと
4. 投資信託やETFは、経費率が少ないインデックス投資を選ぶこと
5. 一括で買うのではなく、ドルコスト平均法を利用し、コツコツ購入すること
「米国株式・ETF定期買付サービス」お客さまが銘柄毎に指定した設定内容を基に、「設定株数」、または「設定金額以内の単元株」を定期的に買付するサービスです。
しかし、下記にあるように、「米国株式、米国ETFは1株単位」での取引です。なので、定期買付でドルコスト平均法を使用するのは難しいです。なぜか難しいのかについては、次で詳しく説明します。
※米国株式、米国ETFは1株(1口)単位でのお取引となります。
2. 定期買付サービスでドルコスト平均法が使えない理由
ドルコスト平均法は、毎月同じ金額購入することで、安い時にたくさん株を買い、高い時に少ししか買わないので、最初に買い始めた時の金額から、最後に売るときの金額が下がっていても利益を出せる場合があり、リスクを減らすことができる投資方法です。
しかし、SBI証券の定期買付サービスでこの方法が使えない可能性があります。
例えば、以下の条件で定期買付を行ったとします。
・VOO(S&P500指数連動するように投資するETF)を毎月5万円の定額買付
・為替 (米ドル/円) 110円とする
そうすると、
パターン① VOO 株価 400ドル → 1株 44,000円 → 1株購入
パターン② VOO 株価 360ドル → 1株 39,600円 → 1株購入
となり、株価が10%も下がっているのに、5万円の買付額では結局一株しか買えないことになります。株価が、5万円の半額の25,000円まで下がれば、ドルコスト平均法を行えますが、少しの値下がりでは、購入金額が少ないためドルコスト平均法が使えないんです。
仮に、設定の10倍の金額である毎月50万円を投資できるのであれば、
パターン① VOO 株価 400ドル → 1株 44,000円 → 9株購入
パターン② VOO 株価 360ドル → 1株 39,600円 → 11株購入
となりますので、ドルコスト平均法が使えます。
なので投資金額が少ない個人投資家が、SBI証券の定額買付サービスを使って、ETFや個別銘柄を購入し、ドルコスト平均法で購入していると勘違いしないように注意が必要です。
3. まとめと対処法
どうだったでしょうか。これらを理解して、定期買付の購入を行うのはいいですが、勘違いして利用しないように注意しましょう。
ちなみに私は直前まで定期買付でドルコスト平均法が使えると勘違いしていました。。
もし、定期買付でドルコスト平均法を行いたいのであれば、paypay証券などが有効だと思います。
私自身は、定期買付に頼るのではなく、10%下がったら、一株多めに買うなどルールを設けて買付を行っています。
最後に、投資はリスクがあるので自身の許容範囲内で行いましょう。
当ブログは間違いがないよう注意して記事の作成をしておりますが、もしお気づきの点や間違いがありましたらご連絡ください。
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