賃貸と持ち家どっちがお得!?メリットとデメリットのまとめ

コラム
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この記事がおすすめの方
・持ち家を買うか、賃貸に住み続けるか迷っている
・持ち家と賃貸どっちがお得なのか知りたい
・なるべく住居費にお金をかけたくない
 

こんにちは。アラサーOLまるこです。

今回は賃貸と持ち家のメリットとデメリットについてまとめています。

最近、YouTubeでもよく持ち家=負債みたいな考え方を

発信している人がいるよね。本当に持ち家って損なのかな?

なぜ家を買うかによりそうだね。どっちにしてもメリットとデメリットを知っておいた方がいいと思うので、それぞれ比較してみるよ。

1. 賃貸

まずは賃貸についてです。

1-1. 賃貸のメリット

1. いつでも引っ越せる

 いつでも引っ越せるというのは、賃貸の一番のメリットかもしれません。残業が減り給料が少なくなったり、鬱病になり働くことが難しくなった時、すぐ引っ越すことができるので、生活費の多くを占める住居費を安くすることができます。家を買ってローンを組んでいるとなかなか時間と体力が必要ですが、賃貸はすぐに引っ越すことができます。

2. ンテナンス不要

 エアコンが壊れたり、ドアが壊れた時、経年劣化であれば大家さんが修理代を払ってくれます。持ち家であれば、思わぬ出費となり痛いですが、賃貸ではこういったことは保証されているので、急な出費が少なく安心です。

3. 固定資産税が不要

 家を所有すると、固定資産税が必要になってきます。(他にもたくさんありますが)
 賃貸では家賃と管理費以外にかかる費用は基本的にかかりません。

4. ローンがない

 私も会社でよく聞くのが「ローンがあるから頑張って働かなきゃ」、「ローンがあるから仕事辞めれない」という言葉。大好きな家のために前向きにローンを組み、それが励みになる方は問題ないですが、ローンが重荷になって、自分の首を占めるよであれば、そんな人生はもったいないと思います。賃貸では、ローンがないので、会社を辞めても田舎の家賃3万円の賃貸に住めば生活できる可能性が広がります。自分を縛るものをなるべくなくして生きたい方からすると、ローンというのはデメリットになると思います。

1-2. 賃貸のデメリット

1. 退去費・入居費・更新料・引越し代がかかる

 賃貸に住むと気軽に引っ越せることがメリットですが、気軽と言っても退去費・入居費・引越し費用がかかります。賃貸ですと、同じところに住んでいても更新料がかかったり、大家さんの都合で引っ越さなければいけなかったり、家賃と更新料以外にもお金がかかるのはデメリットだと思います。

2. 老後の家賃負担

 持家に住むと、ローンを払い終えた後に無料(税金や修繕費はかかりますが)で住むことができます。老後、年金だけの生活をする場合、家賃の費用が家計を圧迫してしまう可能性があります。

定年後、70才から90才まで家賃6万円/月払い続けると、

6万/月 ×   12ヶ月 ×   20年 =1,440万円

となり、家賃だけで1,440万円かかることになります。定年までに用意する必要があると思うと、苦しいと感じる方もいるのではないでしょうか。

2. 持家

次に持家についてです。

2−1. 持家のメリット

1. いい物件を買うことができれば、資産になる

 転勤や、子供が独り立ちした場合に広すぎて不要になった家が、高額で売れれば、家賃を払うよりも安く住むことができたことになります。また、ローンを払い終えれば、無料で住むことができるので安心です。

2. 自分好みの家&リフォームが可能

 なかなか全て自分の好みの家を見つけることはできませんし、リフォームも不可能です。人生の3分の2を過ごす家が居心地の悪いものだと、悲しいですよね。豊かな人生にするために、自分好みの家にしたいという方にとっては、自分好みのデザインの家に住めるというのは大きなメリットでしょう。

3, 団体信用生命保険に入れる

 ローンを組んで持家を購入した場合、団体信用生命保険に入ることができます。団体信用生命保険とは、ローン契約者に何かあった場合に住宅ローンを支払わなくて良いというものです。

 例えば、父親名義でローンを組んでいた場合、父親が亡くなった場合や、一年以上の入院、高度障害などがあった場合に、その家族が代わりにローンを払う必要はなく、支払いが免除されます。家族に家を残せるという意味では、もし何かあった場合に団体信用保険があるというのは安心ではないでしょうか。

2-2. 持家のデメリット

1. 負債になることもある

 リストラや給料の減額、離婚によって持家が負債になることも少なくありません。最近はコロナの影響で残業やボーナスが減り、ローン返済が厳しくなったという例も多いそうです。日本の会社員の基本給はある程度保証されていますが、残業代、ボーナスはいつ減ってもおかしくありません。そのような時に、ローンが払えなくなり家を売るとなっても負債だけが残る場合があります。必ずしも家=資産とはならないことを考慮する必要があります。

 また、最近は三組に一組が離婚するとも言われており、離婚した場合に、家を売却し負債になってしまう可能性もあります。

2. メンテナンスが大変

 賃貸では、外壁やエアコン、水道ガス電気など不具合があった場合、故意の故障でなければ大家が負担することになっていますが、持家では全て自己負担です。定期的にメンテナンスする必要があり、お金と手間がかかります。

3. ローン呪縛

「ローンを組んでいるから仕事を辞められない」って会社でもよく聞くなあ

 ローンは生活を豊かにするための持家のために組んだものなのに、逆に生活を苦しめる場合があります。ローンを組んでいるから、家族のために頑張ろうと思えるならいいですが、ローンのために会社を辞められない、生活の質を落とせないと思ってしまうのは人生もったいないです。

 ローンは自分の将来へ借りを作っていることになります。本当に払えるのか、必要なものなのかしっかり考える必要があります。

3. 結論:賃貸か持家か?

ここまでの内容を以下にまとめています。

メリットデメリット
賃貸✔︎ いつでも引越しができる
✔︎ メンテナンス不要
✔︎ 固定資産税が不要
✔︎ 退去費・入居費・引越し代・更新料がかかる
✔︎老後の家賃負担
持家✔︎ いい物件を買うことができれば、資産になる
✔︎ 自分好みの家&リフォーム可能
✔︎ 弾帯信用生命保険に入れる
✔︎ 家が資産ではなく、負債になることもある
✔︎ メンテナンスが大変
✔︎ ローン呪縛
 

どっちもメリットとデメリットがあることがわかったけど、

結局どっちがいいんだろう?

絶対持家がいいとか賃貸がいいとかはないと思うよ。

なので「絶対持家」「絶対賃貸」という言葉を信じるのではなく、

自分自身はどっちがいいのかを考える必要がありそうだね。

 賃貸か持ち家かの論争に決着をつけるのは難しです。どっちがいいのかではなく、自分自身にどっちが合うのかを考えて判断することが大事です。

 では、どうやって判断するのか?についてですが、私は以下のように判断しています。

賃貸か持家か判断方法
 ・人生を豊かにするために、持ち家が欲しい! →  持ち家
 ・資産になるなら持ち家が欲しい       →  賃貸か持家か要検討
 ・持家の方がお得だと思うから持ち家が欲しい →  賃貸か持家か要検討
 
 人生を豊かにするために持家を買うのは悪いことではありません。自分の好きな家に住むことで人生の満足度は高くなることもあります。
 しかし、「資産だから」、「賃貸より持家の方がお得」というふうに思い込んでいる場合は、しっかり検討する必要があるでしょう。
 検討方法については、以下の投稿を参考にしてみてください。
また、下記の投稿には、賃貸派と持家派の意見をまとめています。
興味のある方は、こちらも参考にしてみてください。
プロフィール

アラサーOL まるぐー
○30代でバリスタFIREを目指すアラサーOL
○社会人1年目200万貯金達成
○2021/8 総資産1000万達成
○旦那と2人暮らし

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