【2021年最新版】高配当ETF 「HDV」まとめ

投資の基本
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この記事はこんな人におすすめ
・投資初心者
・ETFを買ってみたい人
・高配当株に興味がある人
 

こんにちは。アラサーOLまるこです。今回は米国の高配当株式に分散投資できるETFのHDVについてまとめています。

高配当ETFってどのくらい配当金貰えるの?

詳しくみていきましょう。

1. HDVとは

 HDV(iシェアーズ・コア高配当株ETF)とはETFの一種です。ETFとは、様々な会社の株式を組み合わせて売っているパックのようなもののことです。

 HDVはただ高配当な株を集めただけでなく、財務健全性が高く、持続的に高配当を出せると認められた75社で構成されているETFです。

2021年9月20日時点では、

・純資産 USD 72億ドル

・市場価格 95.65ドル(2021年9月17日現在)

・インデックス モーニングスター配当フォーカス指数

・分配金利回り 3.56ドル

・利回り 10.14%(過去10年、税引き前の分配金を再投資した場合)

・ベンチマークの利回り 10.35%(過去10年)

・経費率 0.08%

となっており、分配金利回りが3%超えを期待できるETFです。また、ただ高配当な会社の株を集めただけでなく、財務健全性が高い、また持続的に高配当を出せると認められた会社が選ばれているので、安心感も強く人気のETFとなっています。

ETFってなに?って方はこちら↓

2. HDVの投資先

まずは、投資方針についてです。

2-1. HDVの投資方針

 HDVは、モーニングスター配当フォーカス指数に連動するように投資されるETFです。モーニングスター配当フォーカス指数とは、下記の通り、「財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成」されています。

 

投資モーニングスター配当フォーカス指数は、モーニングスター(Morningstar, Inc.)が算出・公表する、米国株式市場において、米国高配当株で構成される指数(配当込み)をいいます。これは、米国株式市場全体の約97%を占める「モーニングスター米国株式指数(Morningstar US Market Index)」の構成銘柄の中でも、財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/index/ind177.html

2−1. HDVの投資先

次は、HDVに組み込まれている上位10銘柄についてです。

ティッカー 銘柄名 保有比率(%)
XMO EXXON MOBIL CORP 8.24
T AT&T INC 8.13
JNJ JOHNSON & JOHNSON 5.86
CVX CHEVRON CORP 5.7
VZ VERIZON COMMUNICATIONS INC 5.63
ABBV ABBVIE INC 4.92
PG PROCTER & GAMBLE 4.66
PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC 4.03
KO COCA-COCA 3.45
MRK MERCK & CO INC 3.43

 1番保有割合が多い銘柄は、エクソンモービルというエネルギー系の会社でした。また、セクター別では、どのような保有割合になっているかをグラフでまとめています。

 

1番多いのはヘルスケア、2番目が生活必需品、3番目がエネルギーとなっています。市場の確保がされており、開発費が抑えられているヘルスケアや生活必需品が上位に来てるようなETFになっていることがわかります。

3. HDVが人気の理由

HDVって実はすごく人気なんです。

 実際に、SBI証券のETF定期買付ランキングを見てみると、HDVが3位に来ていることからも人気であることがわかります。今回は、その人気の理由についても紹介します。

1位
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
2位
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
3位
iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)
4位
バンガード S&P 500 ETF(VOO)
5位
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)

米国ETF 人気保有銘柄ランキング(SBI証券より)

3-1. 値上がりも期待できる

 高配当株といえば、市場占有率が高く競争相手も少ないことから、開発費が少なくても長期で高い利益を上げており、配当金が多い企業が多いです。そういった企業に投資をすると、配当金は得られますが値上がりがないのでやはりS&P500などと比べると利回りが低くなりがちです。

しかし、HDVは利回りが3%以上であるかつ、値上がりも期待できるETFとなっています。下記のグラフを見ると、2011年に約70ドルだった株価は、10年後の2021年に約230ドルまで上昇しています。10年で3倍以上に株価が上昇していることになります。配当金だけでなく、値上がりも期待できることが人気の理由になっていると考えられます。

tradingView

3-2. ただ高配当なだけでは組み込まれない

 高配当株って実は騙されて買うと大損する可能性があります。なぜかというと、資金がない企業が資金を集めるために無理な配当金を出すことがあるからです。こういった企業は倒産したり、株価が急落する可能性もあるので、注意が必要です。

 しかし、HDVでは組み込み銘柄の選定理由を「「モーニングスター米国株式指数(Morningstar US Market Index)」の構成銘柄の中でも、財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」」としているため、そういった財務に問題のある企業は選ばれません。

配当金が持続していることも組み込み理由に入っているのは安心だね。

3-3. 経費率が安い

 HDVの経費率は0.08%とかなり安いです。これだけの経費率で気軽に75銘柄に投資できるのは、かなり効率が良いのではないでしょうか。

4. まとめ

高配当HDVについて紹介しました。

HDVは、持続的な配当&財務の健全で

良いとされた75銘柄が組み込まれているETFだね。

 配当金も欲しいけど、しっかりリターンも狙いたいという方にはぴったりなETFではないでしょうか。

参考文献:BlackRock

*投資にはリスクがあります。自分自身の判断で行いましょう。

プロフィール

アラサーOL まるぐー
○30代でバリスタFIREを目指すアラサーOL
○社会人1年目200万貯金達成
○2021/8 総資産1000万達成
○旦那と2人暮らし

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