印象に残ったこと3点
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド [ クリスティー・シェン ] 価格:1,760円 |
私がこの本を読んで印象に残ったことは3つです。
1.早期リタイアに必要なのは年収ではなく、4%ルールであること
2.「本物の銀行強盗は、銀行で働いている」
3.やはり世帯年収は少し高い
それぞれについて詳しく説明します。
①早期リタイアに必要なのは年収ではなく、4%ルール!
著者は、リタイアした後に、一年間の生活費を資産から引き出し続け、残りの資産をそのまま投資続けた場合、資産が元本を割らない額であればリタイアできるとしています。大金持ちでないと、そんなことはできないと思ってしまいますが、筆者は必要な資産を4%ルールで算出することができると言っています。
例えば、私の一か月の生活費がだいたい30万ですが、一年間では、360万円必要であることがわかります。この360万円を4%で割ると、9000万円です。これは近いことをバフェット太郎さんの「バカでも稼げる米国株高配当投資」も言われていて、1億を配当利回り3%で運用すれば、年300万円の配当金を得ることができると言っており、投資の大切さがわかります。
②「本物の銀行強盗は銀行で働いている」
もしあなたが銀行にいるときに、銀行強盗がきたとしても、銀行強盗はその財布に入っているお金とそのクレジットカードを狙っているくらいですが、銀行はローンの金利や投資信託の手数料で毎年、これから何十年とお金を搾取するので、銀行員に騙されてはいけないと著者は言っていました。実際に、投資信託の手数料は、証券会社よりも、銀行のほうが高いです。私の友達でも、銀行で投資信託を買っている子がいましたが、すぐに証券会社に変えたほうがいいと勧めました。
③やはり年収は少し高い
著者らの年収は手取り1200万です。夫婦二人で手取り1200万越えはかなり多く感じます。しかし、カナダの世帯年収中央値は730万ほど、日本の世帯年収中央値は437万(参考:2019年国民生活基礎調査)ですので、中央値の1.5倍と考えれば、それほど多いわけではないかもしれません。しかし、著者らは手取り年収の50~78%で生活しており、資産1億を30代までに貯蓄できています。それを考えると、やはり年収をあげることが重要だと感じました。
まとめ
貯蓄・投資する目的はありますか?ただただ貯蓄・投資をすると、なんでやっているのかわからなくなると思います。この本を読むことで、早期リタイアする!という目的をもって、貯蓄・投資に取り組めるようになるかなと思いました。早期リタイアするためには、年収を上げてしっかり資産運用することが大事であること、それが実現不可能な未来ではないことをこの本を読んで感じました。私もこの本を読んで、楽しく投資のことを勉強したいと思うことができました。
また、おすすめの本を紹介したいと思います。
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