この本を読んで印象に残ったことを以下にまとめています。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント改訂版 経済的自由があなたのものになる [ ロバート・T.キヨサキ ] 価格:2,090円 |
1 E(employee:人に雇われて働く従業員)やS(self-employed:自分が雇い主である自営業者)のクワドラントでは経済的な安定や自由はめったにみつからない。
2 人はなぜ安定した仕事を求めて、E(employee:従業員)として働くのか
3 その人がどういった立場でその金融商品を売っているのか
金持ち父さんのキャッシュフロー・クラウドラント
それぞれについて説明していきます。
目次
1 E(employee:人に雇われて働く従業員)やS(self-employed:自分が雇い主である自営業者)のクワドラントでは経済的な安定や自由はめったにみつからない。
ではどういった仕事なら、経済的自由になれるのかというと、「投資家やビジネスオーナーになること」とロバート・キヨサキさんは言っています。従業員である私が投資家やビジネスオーナーになることはかなりハードルが高いと思ってしまいますが、いまはネットが盛んであり、低資本で始めることができるので、従業員として働いているだけではなく、お金を増やすことを学ぶ必要があるなと感じました。
2 人はなぜ安定した仕事を求めて、E(employee:従業員)として働くのか
答えは、「そういう教育を受けてきたから」です。
私もごく普通のサラリーマン家庭で育ったので、小さいころから、将来は安定した仕事に就くことで、将来安定した生活ができるようになり、親もそれを求めているし、そうすることが一番良いのだと信じていました。
しかし、最近のSNSのブームでYouTuberやインスタグラマーなど、様々な新しい仕事が増え、なぜ自分はこんなにも安定を求めているのか不思議になりました。
その答えが、小さい頃からの教育であると知り、すごく納得しました。
経済成長中の日本であれば、大企業でまじめに定年まで働くことがすごいことだったかもしれないですが、令和になったこれからは、従業員で働き続けるだけでなく、もっと広い視野をもって、どんな仕事をしたいか考える必要があると再確認しました。
3 その人がどういった立場でその金融商品を売っているのか
この本のメインの伝えたいことではないと思いますが、私はかなり印象に残りました。銀行や証券会社、保険会社の方がどういった立場で、その商品をお勧めしているのかを考えることが大事であるといったことが書いてあります。
たしかに、銀行や証券会社が信託報酬を得られる投資信託を勧めるのはあたりまえです。はじめから、株式投資ばかりを全員が行ってしまうと、利益をえることができないからです。また、銀行員や商社マンもE(employee:従業員)である立場であり、投資家やビジネスマンではないことから、その人たちの言う事を鵜呑みにしてしまうのは違うなと知りました。
まとめ
金持ち父さんシリーズを初めて読んでみた感想を書きました。
自分自身が安定を求めすぎている理由にしっくりきましたし、誰かのお勧めの金融商品は、その人だけにとっての良い商品である可能性があること、自分でしっかり考えていこうと思いました。
また、お勧めの本があれば投稿したいと思います。
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